空想世界構築ぶろぐ

宮永忠将氏著「空想世界構築経典増補改訂完全版」にしたがって世界設定を作っていくぶろぐです。

第1章 STEP-6

今回は「ライフサイクル」について。
この世界に生きる(亜人も含めた)人々の寿命と人生設計がどのように形成されているかです。
僕はいま主にD&D5版をプレイしているので、それぞれの種族で寿命は違ってきます。
寿命はヒューマンなら100歳未満だし、長命のエルフであれば750歳に達することもあるということです。
そんな長命な種族が身近にいたりすると短命な種族としては憧れを持つことも少なくないでしょう。

それならば不老長寿の研究などは活発に行われたりするかもしれません。
事故による死には稀(プレイヤーにとっては頻繁?)ではありますがいわゆる「生き返りの呪文」が使われたりします。
そして怪我や病気にも呪文による治療がなされることもしばしば。それとは別に時代に合った最低限度の医療は存在します。
そうしたものがどう普及し一般市民にどう施されているのかはかなり考えどころかなと思っています。

D&DなどのTRPGにおいて怪我や病気の治療は、それほど高くないレベルの僧侶などの魔法使いが使える呪文です。
頻繁に目にすることがあるものなら誰しも身につけたいと思う能力でしょう。
でもオクドでは魔法はできるだけ希少な存在にしたいと考えています。
でも希少すぎても物語に魔法の存在が少なくなるのは面白みがない・・・おそらくこれらはあとでしっかり考えることになると思うのでここではこの辺にしておきます。

しかし稀であるにしてもこうした呪文の存在は人々を少し無茶な行動に走らせるかもしれませんね。
死と引き換えに大金が稼げるなら、生き返らせるための経費を差し引いて黒字であるなら死をいとわないとか。
そういう連中がモンスターに立ち向かうことになるんでしょうね。